お布団を干す・・・知っていますか??紫外線の殺菌力

お天気のいい日、洗濯物やお布団を干すと気持ちがいいですよね。

皆さんは、どんな効果を期待して外に干していますか?

お日さまの光、そして紫外線どんな効果があるのでしょうか。

今回は、「紫外線と殺菌作用」についてご紹介しましょう。

殺菌作用を持つ紫外線はどれ??

紫外線はUV-A, UV-B, UV-Cの3種類ありますが、どれも殺菌作用があるのでしょうか・・・

殺菌作用のある波長は

波長250㎚周辺 と 波長185㎚周辺

です。で、こちらで見てみると

波長185㎚は周辺、UV-C
波長250㎚周辺はUV-C ~ UV-B

つまり、殺菌に関係する紫外線はUV-CとUV-Bが少し・・なのですね。

紫外線の持つ殺菌作用

紫外線の持つ殺菌作用とは、どういうものなのでしょうか。
それは「紫外放射による殺菌はDNAに損傷を与える作用を利用するため、
微生物全般(細菌, カビ, ウィルスなど)に対して効果があります」と多くに示されています。
つまり細菌などの遺伝子を傷つけ、繁殖・増殖を抑える、ということなんですね。

地上に届く紫外線は・・

UV-BUV-A です。
UV-Cはオゾンなどに吸収されて地上に届くことはありません。
UV-Cを利用した身近な機器は、病院などにある殺菌灯です。
これを用いてスリッパなどを殺菌消毒しています。

ということは、天日干しに期待される殺菌はUV-Bだけ??

いえ、UV-Aの波長を利用した殺菌についても研究されています。
UV-Aでも菌に効果があることが分かっていますが、その効果は照射エネルギーや時間と関係があるようです。

UV-Bの一部に殺菌作用がありますが、ご存知のようにUV-Bには物を劣化させてしまう
(材料劣化)という短所があります(長い間外にある洗濯バサミ、劣化しますよね)。

UV-Bの強い真夏に、頻繁に長時間天日干しをしますと物の劣化にもつながってしまいます。

天日干しのメリットは??

乾燥 です。
きちんと乾燥させる、湿度を少なくし乾燥させることで、
細菌やカビの増殖・繁殖を防ぐことが一番のメリットです。

ですので、お日さまがカンカンに当るところにこだわる必要はありません。
直射によって得られる殺菌作用は、大きいものではないので、
物の劣化を考えながら、バランス良く天日干しをしましょう (^-^)

紫外線から子どもを守る

 

でも天日干しは気持ちイイ!!と思ってしまう
増田でした。

ーエポカル保健室―

 

 

「紫外放射による殺菌作用」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jieij1980/76/7/76_7_361/_pdf

「UVA-LEDを用いた殺菌装置」
https://shingi.jst.go.jp/past_abst/abst/p/15/shikoku5/shikoku501.pdf